早いもので、２月も終わりですね！
２８日しかないこともあって、あっという間に過ぎ去ってしまった思いが強いです。
今月は、有名人による「難病」告白というニュースが続いたことが印象に残りました。
一つ目は、最近オリンピックで活躍している日本水泳界でも、最も期待されていた選手である「池江璃花子選手の白血病の告白」です。
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2019年2月12日
白血病は、「血液のガン」とも言われ、いくつか種類があって、一部HIV感染と共通する部分（血液の中でも、免疫に関係の強い白血球に関する病気であること等）もあるので、本ブログでも触れていたこともありました。
二つ目は、昔はアイドル歌手で、子だくさんのイメージが強い「堀ちえみの舌がん（ステージ４）の告白」です。
彼女は、自身のオフィシャルブログ（アメブロ）で公開し、その後の状況も（家族の代行も含めて）コマメに更新し続けているようですね。
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彼女たちの「勇気ある公表」については、賛否両論（もちろんほとんどがお気の毒だなとかかわいそうと言う素直な感想）があるかと思いますが。。。
こういった公表がテレビなどで大々的に取り上げられ、一気に注目されることは、悪いことじゃないなと思ったりします。
それまでは、全く知らなかった病気のことが（ほんの一部ではあるけど）関心を持たれると考えるからです。
私自身、これらのニュース（ワイドショーの特集を含む）によって、初めて知ることも多くありました。
まず、白血病に関するニュースの中では、一気に「骨髄バンク」への注目が集まりました。
「骨髄バンク」という単語は、もちろん聞いたことがあったけど、具体的にどうなのかということは、よく知らないまま過ごしてきたことに気付かされました。
漠然と、何か「採血」のようなお気軽なことのようなイメージがあったけど、実際には「一週間近い入院を伴うオオゴト」らしいですね！
そのため、ドナー登録をしても、忘れた頃に患者の適合の連絡があり、実際の手順等を聞いて、尻込みをしてしまう人も少なくないそうです。
ただ、そういった善意の方の勇気ある行動が、難病克服には不可欠ということなので、いろいろ考えさせられてしまいます。
次に、舌がんに関するニュースの中では、「ステージ４」という単語と「舌がん（口腔ガンの一つ）」というあまり認知度の高くないガンに注目が集まりました。
「ステージ（病期）」というのは、ガンの進行度合いを示す専門用語で。。。
- ステージ０…ガン細胞が上皮内にとどまっており、リンパ節への転移もない。
- ステージ１…ガンが上皮層を突き破っているが、筋肉の層にとどまっている。リンパ節へは転移していない。
- ステージ２…ガンが筋肉の層を越えており、リンパ節へ転移しかけている。
- ステージ３…ガンがリンパ節へ転移している。
- ステージ４…ガンが他の臓器へ転移している。
の５段階に分けられます（ガンの種類によって多少異なるようです。）。
もちろんステージが進行するほど重大で、生存率も低下します。
ただ、ガンの種類や状況によって、生存率は異なるので、「ステージ○」だからと一概に言えるモノではないようです。
何となく「ステージ４」と言われると、もう助からないモノなのかなとか、勝手に悪いイメージが膨らんでしまうけど、そんなに単純でもないようですね。
また、今回、彼女が異変を感じたキッカケが「口内炎（だと思っていたモノ）」だということも、ちょっとビックリしました。
口内炎と言えば、本ブログでも、何度か取り上げていて、自分もよくできる体質のためか、そんなに重大な病気につながるようなイメージが強くなかったので、気になってしまいました。
簡単に言えば、適切な治療をして２週間以上改善しない「口内炎」は、口腔ガンの可能性があるんだそうです。
口の中って、体調が現れやすいと思うので、栄養の偏りや睡眠などの体調管理をしっかりすることも大切になってくるような気がします。
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最後に、これらのニュースを耳にして、自分の中にある「偏見」というか「（勝手な）イメージ」にも気付かされました。
例えば、白血病と言えば、有名人でも亡くなった方が少なくないし、特に子供の場合は、あっという間に亡くなってしまう、恐ろしく悲劇的な病気の代名詞のような病気ですが。。。
最近は、薬の開発も進んでいて、以前のような「死に直結する恐ろしい病」でもなくなってきているんだそうです。
これは「ステージ４のガン」も同様のようです。
ふと。。。
「AIDS（エイズ）（一般的な認識では＝HIV感染）」のイメージも、世間的にはこんな感じに思われているのかなあ。。。
なんて思ったりしました。
最近の医療状況を耳にしても、どこか。。。
「いやいや、そんな楽観視できるような状況では無いだろうし、どうせすぐ死んじゃうんじゃないの？」
という勝手な悪いイメージを拭いきれない自分自身がここにいますから。
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