ビタミンB2とB6

今回は、「大人の脂漏性皮膚炎」シリーズの第17回として、「ビタミンB2とB6」についてです。

なお、これまでもご紹介してきた脂漏性皮膚炎 治療ガイド(スマホ版はコチラ)を参照させていただきました。

脂漏性皮膚炎の治療には、軟膏などの外用薬以外に内服薬があわせて処方される事がよくあります。

これは、かゆみ止めや炎症抑制の内服の薬などですが、ビタミン補てんの内服薬もあります。

主に、ビタミンB2・B6の補てんが目的です。

脂漏性皮膚炎の元凶となる原因は皮脂の余分な分泌ですが、皮脂は酸化して過酸化物質となり、それが肌を刺激して湿疹となります。

この過酸化物質を分解促進するのがこれらのビタミンです。

そのため普通の人より皮脂分泌の多い脂漏性皮膚炎の人の体内では、これらのビタミンがたくさん消費されているのです。

ビタミンB2は体内合成も体内貯蔵も出来ないため、いつもの食事から摂っていく事が大切です。

ビタミンB6もまた炎症抑制効果があるため脂漏性皮膚炎に必要なビタミンです。

B2とは違って、体内合成が腸内細胞で出来るので不足しにくいビタミンですが、B2とともに働くという性質のため、B2が不足していてはB6も働けないという事になります。

ビタミンB2が多く含まれる食品は、牛・豚・鶏のそれぞれのレバーのほか、うなぎ、納豆、牛乳、ヨーグルトなどです。

ビタミンB6も同様にレバー類に多く含まれるほか、ナッツ類のピーナッツ・ピスタチオ・ひまわりの種などにもあります。

ビタミンの効率的な摂り方は「あわせて摂る」事です。

脂肪の代謝一つをとってみても、その作用には数種類ものビタミンが関与しています。

B2だけの働きではありません。

そのため複数のビタミンとあわせて摂るのが望ましいのです。

以前にも、ビタミンについてはふれましたが、一般的には「口内炎」対策として、ビタミンB2とB6が重要ということが知られています。

CMでも有名な商品名で言えば「チョコラBB」が代表的ですよね。

自分自身、以前から口内炎が出来やすいので、こういったビタミンをとるように心がけていましたが。。。

最近は、先日も取り上げたビオチン(ビタミンH)も含まれているマルチビタミン剤を購入してたまに飲んでいたりします。

最近は100円ショップでも取り扱っているようなので、気が向いたら買ってみてくださいね。

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