グレープフルーツなどの柑橘類と薬

高血圧

本ブログでは以前にも、「注意したい薬の飲み合わせ、食べ合わせ」について、まとめていましたが。。。

アムロジピン(アムロジン、ノルバスクや配合剤も同様)」の注意書きにも「グレープフルーツ」と書かれているのが気になりました。

個人的にグレープフルーツはあまり好きじゃ無いけど、他のミカンといった柑橘類は大好きなんですよね^^;

そのあたりについて、分かりやすくまとめられている資料を見つけたので、ご紹介しておきますね。

◆グレープフルーツおよび他の柑橘類との薬物相互作用(PDF版)

「みかん県」と言われるほど、みかんの産地である愛媛県にある愛媛大学医学部附属病院でまとめられた資料ですが、分かりやすくまとまっていると思います^^

あえて整理しておくと。。。

×(グレープフルーツ同様に要注意)

  • ザボン(文旦、ボンタン)、晩白柚(バンペイユ)、土佐ブンタン(文旦)、平戸ブンタン(文旦)、スウィーティー 、サワーオレンジ(ダイダイ)、夏みかん、ポンカン、いよかん、絹皮(キヌカワ)、金柑(キンカン)、八朔(ハッサク)、日向夏、トロビタオレンジなど

(気にしなくてもOK)

  • バレンシアオレンジ、レモン、カボス、(温州)みかん、マンダリンオレンジ、ライム、ユズ、スダチ、シークァーサーなど
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逆に、グレープフルーツとの相性が悪いお薬の代表(一例)としては。。。

  • 血圧降下薬Ca拮抗剤:ニフェジピン(アダラート他)、ニソルジピン(バイミカード)、フェロジピン(ムノバール)、シルニジピン(アテレック)、ベニジピン(コニール)、マニジピン(カルスロット)、ニカルジピン(ペルジピン、ラジストミン他)、ニトレンジピン(バイロテンシン)、ベラパミル(ワソラン)、エホニジピン(ランデル)、ニルバジピン(ニバジール)、バルニジピン(ヒポカ)、アラニジピン(サプレスタ)、アゼルニジピン(カルブロック)
  • 高脂血症薬:シンバスタチン(リポバス、リポラ他)
  • 血栓症の薬:シロスタゾール(プレタール、シロステート他)
  • 精神神経系の薬:カルバマゼピン(テグレトール)、ピモジド(オーラップ)
  • 偏頭痛の薬:臭化水素酸エレトリプタン(レルパックス)
  • 抗マラリア薬:メフロキン(メファキン)
  • 抗ウイルス薬:サキナビル(インビラーゼ)
  • 免疫反応を抑える薬:シクロスポリン(ネーラル他)、タクロリムス(プログラフ)
  • 抗がん剤:イリノテカン(カンプト)、ゲフィチニブ(イレッサ)、イマチニブ(グリベック)

正直。。。非常に多いですね^^;

ジュースも良くないようなので、成分をきちんと確認した方がいいかもしれませんね。

さらに、果肉だけでなく、果皮や種子にまで影響がある成分が含まれているそうなので。。。

ジャムやフルーツオイルなどにも要注意のようです。

また、薬と同時に飲み食いするのはもちろん、それ以外でも影響が残る可能性があるようなので、できれば食べたり飲んだりしない方が無難と言えそうです。

食べ物(特に自分の好物)に制限がかかるのは、なんだかガッカリしますね。。。

はぁ。。。

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