服薬のスゝメ~未投薬のHIV陽性の方へ~

4月からHIV関連の情報を整理してきて、何かまとめ損ねているテーマがないか。。。

いろいろ考えてみたのですが、「日常生活の注意点」等も整理していないけど、他にきちんとまとめているサイト(大阪医療センターでまとめられているサイト「日常生活とセックスライフ」がオススメです。)があるので、素人の自分が口を挟む余地もなさそうだし。。。

本屋さんで関連本(医学書のようなもの)をナナメ読みしても、知っている情報がほとんどだったので、概ね、整理できているような気がしています(順番はアチコチしているけどw)。

強いて言えば、HIV陽性だと判明しているのに未投薬の方に伝えたいことくらいなので、今回は「投薬」についてまとめてみます。

素人の自分が、アレコレ言っても、聞く耳を持たない方も少なくないと思うので。。。

まずは、日本でHIV治療を先導しているACCの方が、まとめられた資料(2014年8月6日付)をご一読下さい^^

変わり行くHIV治療-新規抗HIV薬の特徴と使い方(PDF版)*

この資料では、HIV治療薬の変遷、治療の考え方の変化などについて、分かりやすく解説してくれています。

当初は、副作用、服薬の意識の低下や服薬忘れなどによる耐性問題などがあったため、CD4が200近くまで下がるまで待って。。。できるだけ服薬の時期を遅らせる治療が主流だったようです。

ところが最近では、先日の「HIV感染者の死因」でまとめたように、治療薬による副作用の激減と治療の効果があって、いわゆる「エイズ(関連の日和見疾患を含む)」による死亡者が少なくなり、逆にエイズではないガンなどによる死亡者の増加が問題となってきています。

そのため、世界的に(感染リスクの低減という意味合いもあって)「早めの服薬」がトレンドとなっているところです。

HIVが陽性と判明して間もない方や、まだCD4が高いからという理由で未投薬の方にとって、「治療の開始=投薬のスタート」って、どういうイメージをお持ちでしょうか?

自分の場合は、思っていた以上にCD4の数字が低かったので、有無を言わさず治療がスタートしたから、考える暇もなかったというのが、正直なところですが。。。

治療を開始していない=CD4が高い=健康状態を維持できている(日和見疾患になりづらい)

といったイメージを持っていて、「うらやましいな」と思っていました。

でも、本当にそうでしょうか?

未投薬ということは、HIVの数は多いままの状態で、少しづつCD4が下がるのを待っているということですが。。。

以前も本ブログで触れたように、体内のHIVの数が多いと言うことは、他人に感染させる確率も高いということになり、仮に、その状態でSEXするとしたら、服薬している人よりも感染リスクが高いということになります。

また、HIV検査を受ける「メリット」として、早めに感染を知ることで、早めに治療を開始できるということがあるのですが。。。

早めに感染を知っても、治療をスタートするのを遅らせていたら。。。早く知る「メリット」とも言えないような気もするんですよねw

どんどん「いきなりエイズ」を発症させた=HIV検査を受けなかった人と同様の状態に自ら近づけているような。。。ww

結局、HIV治療を遅らせることによる、HIV感染者本人にとってのメリットって、そもそも薬を飲んでいないので副作用の問題がないことや面倒(一定時間に薬を飲む行為)がないこと、薬代がかからないことぐらいで。。。

HIVが増殖してCD4が下がるまで、自分の身体が徐々に弱るのを待っているだけなので、日和見感染のリスクも徐々に高まってくるし、他人に感染させるリスクも高まるし。。。HIV感染者本人にとってデメリットの方が大きいんじゃないかと思います。

自分も含めてHIV治療薬を服薬している人にとっては、「HIVの数」も気になるけど、それ以上に「CD4の数字」の方がもっと気になっていると思うけど。。。

治療をスタートさせた時の数値が「基準」になっていて、その数値が高いほど、服薬後の数字もいいという傾向があるようです。

その理由として、服薬するHIV治療薬は、HIVの数を抑えることが目的のもので、CD4が増えることとは直接関係ないからです(CD4自体を上げる薬も治験段階という未確認情報はありますが…。)。

もちろん服薬による副作用の問題や服薬忘れによる耐性問題は発生するのですが、服薬を先延ばしにしても、結局、その問題が消えるわけでは無いので。。。

どちらかと言えば、早めに服薬をスタートさせるメリットの方がデメリットよりも大きいのではないでしょうか?

いざ服薬をスタートさせようと思っても、いくつか解消すべき課題があります。

まずは、自分の「気持ち」の問題です。

服薬を開始することに、心の準備ができていないと、服薬しようとしても「恐ろしさ」が前面に出てくることがあります。

それを防ぐために、自分に自信が持てるように、「練習」をしておくことが何よりも重要です!

100円ショップで「曜日の付されたピルケース」を買ってきて(曜日は自分でシールなどを貼ってもいいです。)ビタミン剤などで、決まった時間に飲む練習をするといいと思います。この練習は最低でも1ヶ月以上は続けたいところです。

もし服薬を忘れてしまうようなことがあれば、何が問題なのか自分なりに検証して、自分でその問題を解決しておきましょう。練習段階であれば、簡単に修正可能ですし^^

次に、医療費に関する「公的制度」についてです。

具体的には、「身体障害認定基準(HIVの場合)」に自分の状況が合っているかどうかが問題になります。

自分で判断が付かない場合は、担当医や看護師(を通じて医療ソーシャルワーカー)に相談してみるといいと思いますよ。

ちなみに、自分は「身体障害者手帳4級」で「自立支援医療(更生医療)」を受けています。

HIVの治療(=服薬)には、メリットだけでなく、デメリットもあるので、きちんと自分なりに納得した上で、治療を進めていくことが重要になってきます。

何か不安に思っていることがあれば、担当医や看護師さんなどに率直に相談してみましょう^^

その病院には、過去のノウハウや現在治療中の方のデータを持っているはずなので、いろいろ的確にアドバイスしてもらえると思いますよ。

*資料の補足(ご紹介した資料の中で、成分について解説してくれています。)
・DTG(ドルテグラビル) :テビケイに含まれる
・EVG(エルビテグラビル):スタリビルドに含まれる
・RAL(ラルテグラビル) :アイセントレスに含まれる
・DRV(ダルナビル)   :プリジスタ(ナイーブ)に含まれる

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