先日、たまたまチャンネルを変えていたら、Eテレ(NHK教育)で放送されている「チョイス」という健康情報番組で、性感染症を取り上げている放送を見かけました。
なんとなく眺めていただけなので、詳細は省略しますが、特に、後半にまとめられていた「HIV感染症」の話題に耳を傾けてみました。
いろいろ放送されている中で、特に気になったのは「HIV治療の注射」と「prep(感染予防薬)」です。
まず「注射」については、数年前から耳にしていたけど、先日の拠点病院でも、「ここではまだ実施していない」という話を看護師がされていたので、ちょっと気になっていました。
番組の中での医師の話だと、どうやら1か月に1回通院する必要があるということだったので、正直、積極的に注射したいとは思いませんでしたが、もう少し長い期間効果が続くような注射が出てきたら、検討したいかなとも思います。
正直、毎日薬を飲み続けるのは「素敵なこと」ではないけど、そのうち嫌でも慣れるんですよね。
逆に、現在、3か月に1回の通院間隔を、毎月1回にすることは、かなり抵抗があります。
もう一つ気になったのは「prep(プレップ)」という、HIV感染を予防する薬についてです。
こちらも数年前から、その存在は知ってはいたけど、すでに感染者ということもあって、あまり気にしていませんでした。
要するに、実際にHIV感染者が毎日飲んでいる「治療薬」を、感染のリスクがある前に、事前に飲んでおくことで、感染の可能性を下げるというものです。
感染のリスクの高い行為(特に、アナルセックス)をする場合には、もちろん飲んでいた方が安心だと思うけど、そもそも避妊具(コンドーム)をつけることで、他の感染症を含めて、感染リスクを下げることになるので、薬だけに頼るというのも、どうなのかなあ…と思ったりします。
ただ、自分自身の場合、仮にprepをしていれば(感染当時そういう情報はなかったけど)、感染していなかったのかもと思うと、prepという選択肢もあった方がいいのかなぁと思うことも事実です。
また、番組の中での医師の話だと、今後、HIV感染者を減らすという意味で、prepは大切だということを言われていたことが印象に残りました。
※ホームページで調べてみると、2/24(金)の午後0時(昼の12時)から、Eテレ(NHK教育)で再放送されるそうなので、気になる方は録画予約して、ご覧になってください。
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