先日から診てもらっている「高血圧の専門医」に、降圧薬の服薬とあわせて「減塩」をしなくちゃいけないと力説されてしまいましたw
そもそも「塩」と「血圧」の関係って、どんな関係なんでしょう?
ネットをさっと斜め読みしてみると。。。
私のかかっている専門医同様に「減塩しなくちゃいけない」と書かれているサイトが多い一方で、塩と血圧の関係は一部の人以外にはほとんど関係ないというサイトも散見されました。
どうやら厳密に言えば、塩と血圧の関係は、その因果関係はよく分からないようですw
ただし、塩を良く食べる地域とそうでない地域を比較すると、塩の消費量が多いほど、高血圧の人も多いという相関関係は存在しています。
また、血圧以外に、その他の病気にも関係している可能性が高いようです。
これらを総括すれば。。。
塩と血圧の関係はよく分からないけど、塩の摂り過ぎが健康に悪影響なのは間違いないので、日頃から「塩分控えめ」を心がけた方が望ましい。
と言えそうですね。
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なんだか分かったような分からないような総括なので、もう少し整理してみましょう^^;
<塩がもたらすと考えられる悪影響>
- 塩分を摂り過ぎると、その塩分濃度を下げようとして、体の中の水分(血液)が増えて、その結果として、血管への圧力(血圧)も高くなってしまう。
- 塩分を摂り過ぎると、血管(筋肉)を収縮させるため、その結果として、血管への圧力(血圧)も高くなってしまう。
- 血管の中に、塩分が入ることで、血管の中を流れる成分が増えることになる。
- 汗をあまりかかなくなっていることで、体の外へ排出する塩分が少なくなってきている。
若干、こじつけたような気もしますが、そう言われるとそうかもって思いますね。
食塩の摂り過ぎで血圧が高い状態が続くと、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大が進みます。その結果、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こることになります。高血圧は循環器病の最大の危険因子です。
さらに食塩摂取量が多いと、腎臓に石ができる腎結石になりやすく、骨が弱くなる骨粗鬆症も起こりやすくなります。
つまり、食塩摂取量が多い人は、血圧の影響を除外(補正)しても、冠動脈疾患や全心血管疾患の危険性が高く、総死亡も多いことがわかっています。日本国内でも、血圧の影響を除いて調査すると食塩と脳卒中が関係することが報告されています。
引用元:食塩と高血圧と循環器病改
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サイトによっては、塩分と血圧の関係は、はっきりしないので、減塩しなくてもいいんじゃないかとか、そもそも「高血圧」が良くないというのも怪しい(納得できない)といった情報もあったりします。
確かに塩と血圧の関係は正しくないかもしれませんが、塩の摂り過ぎには気をつけた方がいいのは事実と受け止めた方がいいように思います。
日本人の塩分摂取量の平均は1日平均約11gと言われていますが、理想的な塩分摂取量は1日5~6gなんだそうです。
ちょうど「半減」を目標としなくちゃいけないんですよね!
※(長くなったので次回以降)もう少し具体的に「塩」について、考えてみたいと思います。
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