保湿ケア

今回は、「大人の脂漏性皮膚炎」シリーズの第18回として、「保湿」についてです。

なお、これまでもご紹介してきた脂漏性皮膚炎 治療ガイド(スマホ版はコチラ)を参照させていただきました。

思春期以降にかかる「成人型脂漏性皮膚炎」のスキンケアも保湿が重要になってきます。

お肌のトラブルがあるから「あえて何もつけないで…」と考えがちですが、洗顔が必要である以上は保湿が必要になります。

皮脂が取り去られた後、何もバリアするものがなければ、肌自身が皮脂を余分に出して守ろうとするので、ますます悪化させてしまうのです。

トラブルのあるお肌への保湿ローションですから慎重に選びましょう。

脂漏性皮膚炎のジクジクとした部分には処方されました軟膏などを塗りますが、それ以外の部分は保湿ローションで保湿します。

ローションについても医師からの指示がある場合はそれに従うのがよいでしょう。

なるべく摩擦がなく伸びるタイプのもの、その後にはすぐに衣料品を着るため、ベタつかないタイプのものがお勧めです。

保湿ケアが終わったら、なるべく急いで服を着ましょう。

皮膚の状態によっては、日に何度か保湿ケアが必要になることもあります。

洗顔したり風呂に入った後は、特に何もしていないし、する必要もないと思っていましたが。。。

どうやら、そうでもないようですね^^;

女性であれば、普段から気にしていることかもしれないけど、男性だと「お肌の手入れ」をしているのは、まだまだ少数派のように思います。

でも、これまでまとめてきたように、免疫力が低下する影響を受けやすい「お肌の状態」について、これまで以上に気にする必要がありそうですね。

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