今回は、「大人の脂漏性皮膚炎」シリーズの第8回として、「ストレス」についてです。
なお、これまでもご紹介してきた脂漏性皮膚炎 治療ガイド(スマホ版はコチラ)を参照させていただきました。
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病気の原因を探ってみると必ずと言っていいほど登場するのが「ストレス」ですよね。
あらゆる病気の8~9割がストレスに起因しているという説がありますが、数字はともかく「ストレス」をどうとらえて対処していくかが「健康や美容」を大きく左右することにつながります。
人間関係や過労などの外からの刺激に対しての反応がストレスですが、睡眠不足だったり、過食だったり、アルコール依存などの形をとって現れてきます。
またストレスは皮膚の免疫力を下落させ、脂漏性皮膚炎の原因と言われている常在菌・マラセチア真菌の増殖をゆるしてしまいます。
プラスして、ストレスが男性ホルモンを増加して皮脂の分泌が促進されると、好脂性のマラセチア真菌はプラスして増殖、活発な活動をしていくのです。
このようにしてストレスは脂漏性皮膚炎を発症し、その状態がまたその人のストレスを生み、といった悪循環が生まれます。
脂漏性皮膚炎の症状として、フケ・かゆみ・かさぶた・べたつき・脱毛などなどの見た目の悪さがストレスとなり、そのストレスがまた病状を悪化させると言う悪循環ですね。
それから、脂漏性皮膚炎の症状を塗り薬などで治したからといって、湿疹を発生させるに至った状況(ストレスのほか、不規則な生活や食生活など)を改善しなければ、しばらくすれば再発という事態を招くだけで、完治した事にはなりません。
そこで、ストレスをなんとかしなくてはと考えるのですが、これは脂漏性皮膚炎を治すために薬を塗ったり飲んだり、入浴やシャンプーに気を配る…といった事よりも本当のところは最も簡単ではない相手かもしれないですね。
ストレスと上手く付き合っていこうという前向きなスタンスを保つ事が大切になります。
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「言うは易し、行うは難し」
ストレスのことを考えてもダメだし、ストレスのことを無理やり忘れようとしてもそれが逆に気になってストレスになったり。。。
ほんとストレスって。。。やっかいですよねw
ヒトコトで「ストレス」と言い表しても、そう感じるコトは各人によって異なるので、その対処法は、もう自分自身で見つけるしかないのかもしれません。
でもまあ、ストレスって。。。基本的には「つまらないこと」なので、つまらないことにズルズル引きずられてつまらない時間を過ごすよりも、もっと「楽しいこと」でストレスを発散して笑いながら時間を過ごしたいものですよね。
1人でクヨクヨしていても何も解決しないと思うので、仲のいい友人とおしゃべりしたり。。。たまには都会の真ん中で心置きなく大声を出せる「カラオケボックス」でストレスを発散するのも悪くないかも♪
ご長寿のおじいちゃんおばあちゃんたちが、その秘訣として語る言葉。。。
「嫌なことはすぐに忘れて、くよくよせずに笑うこと」
意外とストレスの対処法は難しいことではなくて単純明快なことなのかもしれませんね^^
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