HIV感染者やAIDS患者数については、いろんなところで分析されているので、本ブログでは、あえて居住地に注目して新規HIV感染者の動向を見てみたいと思います。
◆新規HIV感染者数(都道府県居住地別)
<平成26年(2014年)>
1.東京〔280〕
2.大阪〔132〕
3.神奈川〔71〕
4.愛知〔57〕
5.千葉〔43〕
6.埼玉、福岡〔42〕
8.兵庫〔26〕
9.沖縄〔22〕
10.北海道〔19〕
11.岐阜、三重、京都、広島〔13〕
15.茨城、静岡〔11〕
17.栃木、群馬、岡山、宮崎〔10〕
21.石川〔8〕
22.宮城、鹿児島〔7〕
24.佐賀〔6〕
25.長野、奈良、長崎〔5〕
28.徳島、愛媛、高知、熊本、大分〔4〕
33.福島、富山、和歌山〔3〕
36.青森、山形、福井、滋賀、山口〔2〕
41.岩手、秋田、新潟、山梨、島根、香川〔1〕
47.鳥取〔0〕
<平成26年(2014年)第4四半期>
1.東京〔61〕
2.大阪〔37〕
3.福岡〔16〕
4.埼玉〔15〕
5.神奈川、愛知〔10〕
7.千葉〔7〕
8.兵庫〔6〕
9.沖縄〔5〕
10.北海道、静岡、京都、三重、広島、石川〔4〕
16.宮崎、佐賀、高知〔3〕
19.長野、茨城、富山、愛媛、鹿児島〔2〕
24.岐阜、岡山、大分、栃木、熊本、青森、奈良、和歌山、香川、長崎〔1〕
<平成26年(2014年)第3四半期>
1.東京〔77〕
2.大阪〔30〕
3.神奈川〔25〕
4.愛知〔17〕
5.千葉、福岡〔11〕
7.埼玉〔8〕
8.兵庫〔7〕
9.群馬、岐阜、岡山〔5〕
12.北海道、静岡、京都〔4〕
13.宮城、大分、宮崎、沖縄〔3〕
17.福島、栃木、長野、福井、三重、徳島、佐賀、熊本〔2〕
25.青森、岩手、茨城、山梨、富山、滋賀、奈良、広島、山口、愛媛、高知〔1〕
<平成26年(2014年)第2四半期>
1.東京〔68〕
2.大阪〔35〕
3.神奈川〔26〕
4.愛知〔16〕
5.千葉〔14〕
6.埼玉〔9〕
7.広島〔7〕
8.沖縄〔6〕
9.北海道、三重、兵庫、福岡〔5〕
13.群馬、石川、岐阜、岡山〔4〕
17.茨城、京都、奈良、長崎〔3〕
21.宮城、山形、栃木、静岡、宮崎、鹿児島〔2〕
27.新潟、長野、滋賀、和歌山、島根、徳島、佐賀、熊本〔1〕
<平成26年(2014年)第1四半期>
1.東京〔74〕
2.大阪〔30〕
3.愛知〔14〕
4.千葉〔11〕
5.埼玉、神奈川、福岡〔10〕
8.兵庫、沖縄〔8〕
10.北海道〔6〕
11.茨城、栃木〔5〕
13.岐阜、鹿児島〔3〕
15.宮城、三重、京都、宮崎〔2〕
19.秋田、福島、群馬、静岡、和歌山、広島、山口、徳島、愛媛、長崎〔1〕
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なお、日本全体の報告地別(居住地別)の感染者数は。。。
第4四半期>>265(220)
第3四半期>>291(252)
第2四半期>>276(249)
第1四半期>>243(215)
2014年合計>>1075(936)
となっており、コンスタントに感染者が出ている「高止まり傾向」が続いているようです。
報告地と居住地での差異は、個人情報でもあるので追い切れていないことが理由でしょうから仕方ないところだと思います。
傾向としては、東京、大阪の順は不動で、3位以下は大都市を抱える都道府県が並び、地方ではいたりいなかったり。。。といった感じでしょうか。
若干、沖縄県の多さが目立ちますが。。。観光地故に性にも開放的なことが理由なのかな?
地方で言えば、東北地方が若干少ないかもしれませんね。誤差の範囲内かもしれませんけど。
地方から、都市部に遊びに行った際に感染して、地元に戻るといった動きもあると思うので、一概に居住地でのみ感染が拡大しているとは言い難いと思います。
できれば、東京や大阪でも、感染者がいたりいなかったりといった状況まで感染者の拡大が収まって欲しいのですが。。。
2014年の居住地別で新規HIV感染者がいなかったのは、1県だけというのも残念な気持ちです。
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