このお薬は、後発品（ジェネリック医薬品）で、先発品は「ロキソニン錠６０ｍｇ（第一三共）」になります。
主成分としては「ロキソプロフェンナトリウム」が含まれています。
効能効果としては「関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛の消炎・鎮痛」「手術後、外傷後、抜歯後の鎮痛・消炎」のほか「急性上気道炎（急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む）の解熱・鎮痛」です。
簡単に言えば、「腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる」お薬と言えるようですね。
いろいろな痛みに広く用いられ、熱やノドの痛みを伴う「風邪」にも使います。ただし、「対症療法薬」なので、痛みや発熱などの原因自体を直接治すお薬ではありません。
用法用量としては、通常成人1回60mgを1日3回経口投与（年齢、症状により適宜増減）されます。また、胃に負担がかかることもありますので、できるだけ空腹時の服用は避けて下さい（食後の服用を推奨）。
最も多い副作用は「胃腸症状」です。重症化することはまれですが、胃潰瘍など消化性潰瘍にも念のため注意が必要です。特に高齢の人や長期服用が必要な人は気を付けて下さい。
人によっては発疹ができたり、喘息発作を起こす恐れもあります。特にアレルギー体質の人や喘息のある人は注意して下さい。
その他、腎臓や肝臓の働きが悪くなったり、血液に異常があらわれることもあります。特に長期服用が必要な人は定期的に肝機能や腎臓の検査、また胃の検診を受けることが推奨されています。
そう言えば。。。テレビＣＭで第一三共の「ロキソニンS」という市販薬の宣伝をよく見かけますが、同じような成分が含まれているようですね（全く同じではないようですけどｗ）。
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