先月17日に、ハリウッドの有名俳優で日本でも知名度の高い「チャーリー・シーン」がHIVに感染していることをテレビで告白したことが世界的に話題となりました。
個人的には、その番組をさっと眺めただけなのですが、司会者の「呆れた表情」がいちばん気になりました^^;
まあ、その内容は、素人の妄想を「現実化」したような。。。
セックスをやりまくったあげく、HIV感染していることが判明し、その後もセックス三昧(相手は延べ5000人以上とか)で、相手から脅迫されて大金を払った。。。
というショッキングな内容でしたから、哀れみとかを通り越して「呆れる」しかなかったのかなと思いますw
ネット等でも、「自業自得」という言葉が散見されていたようです。
なんで、こんな有名人が。。。という素朴な疑問もおこるのですが。。。
考えてみれば、日本での感染者数が推定3万人程度なのに、アメリカでは推定100万人以上と言われていますから、ケタが違いますよね!
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日本でも、このニュースは大々的に放送され、某お笑いタレントが彼の行動(感染が分かった後もコンドームなしでセックスし続けたこと)を批判したとかいう報道もありました。
また、気になった方が、一斉に「HIV」や「エイズ」といったキーワードで検索した影響で、本ブログへのアクセス数もぐっと急増してビックリしましたww
ちなみに、1日のアクセス数が2810(裏でカウントしている数字は606)でした。今後、この数字を超える日が来るのか。。。ちょっと興味深いところです^^
そう言えば、他のブロガーの方が、「何かニュースが出るとアクセス数が増える」と書かれていたのを思い出しました。
自分がそれと気付いたのは、今回が初めてでしたが。
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さて、ニュース概要は以上の通りですが、個人的にはHIV感染者のおかれている社会的環境も気になりました。
HIV感染者がセックスすることの「犯罪化」です。
今回のチャーリー・シーンの告白を放送した番組でも、司会者が彼に「セックスする前に感染していることを告知したのかどうか」しつこく質問していたのも、それに関することです。
例えば、スウェーデン等では、HIV感染者が無防備なセックスをすることは、相手が感染していなくても、承諾していても「犯罪」となってしまう可能性があるそうです。
最近はHIV治療薬が進歩していて、ほとんど感染させることはないのに、そこまで「犯罪視」するのはどうかという専門家の意見もあるようですが、一般的な意見としては、日本の某タレントのような意見の人の方が多いんだろうなと想像します。
ちなみに、日本では「傷害罪」に問われる可能性はあるという法的な見解のようですね。
また、いまだにHIV感染者の「入国制限」をしている国もあるようです(詳細は「各国におけるHIV陽性者の入国規制」ジャンププラスのサイトをご参照下さい。)。
たぶん、恐怖の病だと報道されて、各種制限が設けられたものの、その後の治療環境の変化に対応できていないんだろうなと想像しますが。。。
HIV感染者だけを特別視するのはいかがなものかという気もします。
もちろん感染者自身が、ある程度行動を慎むことも重要なことだと思いますけどね。
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