前回、「高血圧と食事~その2(食塩含有量)~」で、食品に含まれる食塩の量を整理しましたが。。。
そもそも、なんで高血圧の場合、「塩」が要注意なんでしょう?
実は。。。
過剰な食塩の摂取>塩分濃度を薄めるために血液中の水分を増やす>血液量が増える>血管にかかる圧力が高くなる=高血圧
という関係があるんだそうです。
塩分の摂取量は「一日6g以下」を目標にすべきだと言われています。
この数字は高血圧の方の場合ですが、高血圧でなくてもこの数字を目標にされた方が体には良さそうですよね。
今回は、具体的な減塩のポイントを整理しておきたいと思います^^
- お酢、レモン汁などを上手く活用する
- 麺類の「つゆ」は残す!
- 焼きそばや煮込みうどん等は避ける
- ソースや醤油は直接かけず、小皿に入れて、つけて食べる
- できるだけ外食を避ける
- 野菜、果物、海藻類を多くとるように心がける
- 糖尿病や腎臓病などで病院にかかっている方は、担当医に相談する
料理番組を眺めていると(特に、某イケメン俳優w)豪快に塩を入れているシーンが目立ちますが。。。
正直、わざわざ「塩」を入れなくても、他の調味料に含まれている「塩分」で十分だと思います^^;
実は、私も、ちょっと奮発して、ちょっと高い「コダワリの食塩」を一袋買ってあるけど、使うことなくホコリをかぶってしまっていますw
モッタイナイ気もするけど。。。
無理に食塩を消費することで、体を壊してしまったら、余計な出費になってしまうから「かえって高くつく」かもしれませんよね。
麺類の「つゆ」も美味しいんですよね!
全く飲むなと言うのは「酷」だと思うので、少し飲んで、あとは「飲み干した気分」になるのがポイントかもしれません。
ラーメンなどの汁物の「つゆ」には塩分がたくさん含まれているというのは、耳にしたことがあったけど。。。
実は、その塩分が「一緒になっている」のが焼きそばなどの「汁がない麺類」なんですって!
なんとなく、ラーメンよりも焼きそばの方が体にいいのかと思って、ラーメンを避けて焼きそばを食べることが多かったけど、どちらかと言えば、ラーメンで汁を飲まない方が体にはいいそうですよ!
ソースや醤油は、ついつい直接かけがちなんで、気をつけたいところですね。
これも、全く行くなと言うのは難しいと思うので、お付き合い等で外食したら、その分を別の日に「調整する」ことの方が現実的かもしれません。
高血圧の人が、量を気にせず食べられるものが「野菜」だけですw
うまく調理法を工夫して、美味しく食べたいところです。
果物も、食べ過ぎは良くないけど、適量であれば、体にいいとよく言われますよね!
海藻類も、塩分を排出するのに役立つと言われたりするので、上手く取り入れたいところです。
最後に、今現在、何らかの病気(食物アレルギーを含む)のために、病院にかかっている方の場合は、独自の「食べるべきではない食品」があったりします。
必ず、担当医に、食事などで気をつけなきゃいけないことは、何なのか、自分自身で把握しておきましょう。
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