HIV「感染者」のイメージ~2014年の総括その3~

このところ、本ブログも参加している「にほんブログ村*」の調子がイマイチのようですねw

特に、一番注目している「新着記事」の反映が遅れているのが残念です。

どうやら、ちょうど今日(12/17)メンテナンスするようだけど、早く通常通り表示されるようになって欲しいものです。

このブログランキングは、以前も「オススメのHIVブログ」としてご紹介したことがありましたが。。。このところ、自分自身がアクセスするブログは限定されてきています。

第三者によるブログや検査キットに誘導するブログには、アクセスしないわけじゃ無いけど、さほど興味がわかなくなりました。

HIV感染者としては、やはりHIV感染者本人じゃないと、語れないところが一番気になるんですよね。

一部に「なりすまし」と思われるブログも存在しているけど、たぶんHIV感染者が読めば、ちょっとしたニュアンスの違いとかで、それと分かるような気がします^^;

そもそも真剣度合いが違いますよね。

ちょっと話が脱線してしまいましたが。。。

このブログランキングを眺めていると、利用者が、どういったことに興味を持っているのか、またどのような期待をしているのかが見えてくるような気がします。

特徴的な点としては、「女性(特に風俗関係)」のブログ、「(いろんな意味で)悩んでいる方」のブログや内容などにアクセスが集中するようですね。

これらのことや、感染前の自分の状況から類推すると。。。

「HIV感染者」というよりは「エイズ患者(発症者)」の悲愴的な状況、数的に少ない女性に対する野次馬的な興味を持ってアクセスしていて。。。

その立場としては、「(ざまあみろ的な)自業自得」、「(ワイドショー的な)単なる興味本位」、さらには「同じ境遇としての参考」といった視点があるのかなと思います。

一方、利用者ではなく、発信者側のHIV感染者本人はと言えば。。。

やはり以前も指摘したように、「HIV感染者」と「エイズ患者(発症者)」とでは、真剣さが全く違うなと感じます。

HIV感染者の体験記を読んでいると、当初は真剣にブログなども更新していたけど、徐々に「普通」に戻るにつれて、心身ともに落ち着いて。。。

ごく普通のブログの内容になったり、そもそも更新しなくなることも多いようです。

アクセスする利用者としても、あまりにも普通の内容だと、「拍子抜け」するのかもしれませんね^^;

一般の人の「HIV感染者」のイメージって、どのようなものでしょう?

何か、風俗などに入り浸っていて、奔放なSEXを繰り返しているようなイメージでしょうか?

もちろん、そのような人がいることも事実ですが、そればかりではないことも認識して欲しいものです。

以前に「HIVの感染確率」をまとめましたが、確率はあくまでも確率であって。。。

例えば、感染確率が0.1%だと仮定して、その数字通り1000回SEXしたら感染したという人もいれば、1回で感染する人もいるし、奔放なSEXをやりまくっているのに一生感染しない人も存在しています。

また、HIV感染者は、悲劇的な人生を歩んでいるのでは無いかというイメージを持っている方も少なくないかもしれないけど。。。

HIV検査を受けて、早めに感染が分かった方は、それなりに治療を進めていて、普通の人と何ら変わらない生活を送っている人がほとんどです。

でも、HIV検査を先延ばしにした結果、エイズを発症すると同時にHIV感染をしていることを知らされる「いきなりエイズ」になってしまった方の場合は、そう簡単ではありません。

まず、そのエイズの治療を優先し、それと並行して(場合によっては後回しにして)HIVの治療も進めることになるからです。

発見が遅くなってしまえば、それだけ命の危険が増大してしまい。。。「シャレにならない状態」に陥ってしまいます。

HIVブログが突然更新されなくなった理由が、これの場合も、実際にあります。

このように、単に「HIV感染者」といっても、感染して時間がたっていない(感染していることを知ったばかりの)人から、エイズを発症して入院治療中の人まで、その度合いは大きく「幅」があります。

どちらかと言えば、一般の人の「HIV感染者」に対するイメージとしては、後者(=エイズ患者)のイメージが強いのかもしれませんね。

この辺も、HIVとAIDSが混同されているような気がします^^;;

*2015/01/31付で、登録を抹消しました。

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