エイズと認知症

年末から年始にかけて、お仕事が続き、やっと今日はお休みでしたが、市内某所にある「某ポケモンの巣」で朝からポケモンを探し回ってました^^;

年末年始、テレビの特番や再放送を眺めていましたが、なかでも特に気になったのは、某NHKのシリーズ医療革命「ついにわかった!認知症予防への道」という番組の再放送です。

途中から、録画しながら見てみましたが、とても興味深い内容だったと思います。

番組の要旨を簡単にまとめると。。。

高齢化に伴い、「認知症」の患者も増加傾向にある中で、認知症の一歩手前の段階であるMCI(軽度認知障害)*と呼ばれる段階で、早期発見をして対策することで、ある程度「予防」できることが分かってきたという内容でした。

認知症は、脳内のネットワーク(神経細胞や細かな血管など)が破損することで進行していくそうですが、軽い運動(番組の中では早めの散歩を推奨)などをすることで、その損傷を補えることが分かってきたんだそうです。

例えば、フィンランドでは「フィンガー研究**」という大規模なMCIの人を対象にした予防活動を展開し、その効果が確認されたそうです。

国内でも、同様の予防活動を展開しようとしているそうですが、思った以上に参加者が集まらず、その理由としては。。。

  • (現状で問題ないので)予防する必要性を感じない
  • 認知症だと言われることが恥ずかしい
  • 自尊心を傷つけられたくない
  • 認知症だと烙印を押される(気がする)ことに抵抗がある(怖い)

といった意見があったそうです。

*MCIチェック項目(3つ以上該当する場合は要注意。歩くスピードが遅くなることも特徴的なんだそうです。)

  1. 外出するのが面倒
  2. 外出時の服装に気をつかわなくなった
  3. 同じことを何回も言うことが増えたと言われる
  4. 小銭での計算が面倒(お札で払うようになった)
  5. 手の込んだ料理を作らなくなった
  6. 味付けが変わったと言われる
  7. 車をこすることが増えた

**フィンガー研究(概要)

  1. 運動(早歩き、筋力トレーング等)
  2. 食事(塩分や脂肪を控える、野菜果物魚を増やす等)
  3. 認知トレーニング(記憶力のゲーム等)
  4. 健康管理(血圧の管理、健康診断や健康相談など)

認知症と言うと、高齢化に伴い社会問題化しつつあり、誰しも「なりたくない病気」の代表格かもしれません。

ただ、こうして整理してみると、認知症とMCIの関係って、エイズとHIVの関係に似ている部分があるような気もします。

また、エイズと言われる病気の一つに「認知症のような病気」もあるので、HIV感染者でも、できればその病気にはなりたくないと考えている方は多いと思います。

それと、予防活動に参加したくない理由を聞いていると、HIV検査を受けないまま、いきなりエイズを発症してしまった方と共通する部分もあるんじゃないかなと想像してしまいました。

どうも「病気なんて、なったらなったでその時考えればいいんじゃないの?」という考えの方が少なくないような気がします。

ただ、認知症(MCI)もエイズ(HIV)も、進行すれば進行するほど、治療が困難になり、他の人への迷惑度も高くなってしまう病気なので、早め早めに予防(治療)をしていくことが重要なんだと、改めて認識し直さないといけないんじゃないのかなと思いました。

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