大人の脂漏性皮膚炎の特徴

今回は、「大人の脂漏性皮膚炎」シリーズの第7回として、これまでの簡単な復習です。

なお、これまでもご紹介してきた脂漏性皮膚炎 治療ガイド(スマホ版はコチラ)を参照させていただきました。

脂漏性皮膚炎は、顔面や頭皮からフケ状のものがぼろぼろと落ちたりする炎症性の湿疹の事を言います。

生後1~2ヶ月で発症する「乳児」脂漏性皮膚炎に対して、思春期以降に発症するものを「成人型」脂漏性皮膚炎と呼びます。

乳児患者は首から上の湿疹である事が多いのに比べて、成人の場合は身体部分にも出るのが特徴です。

原因はいまだはっきりとした事がわかっていない疾患ですが、今の段階で成人型脂漏性皮膚炎の主な原因として考えられているのは、真菌(カビ)や、ビタミンB2、ビタミンB6などの不足、遺伝、ストレスなどがあげられます。

乳幼児の脂漏性皮膚炎が自然治癒へと向かいやすいのに比べて、成人型では慢性化したり、治ったかと思えばまた再発を繰り返し、なかなか完治しにくい疾患です。

ただ数ヶ月、数年にわたって症状が続いた後に少しずつ改善されていく場合も多いので、治療を途中で止めず、いつもの生活習慣も見直して、それらを継続していく事が肝要となります。

成人型の場合、上記の真菌やビタミン不足その他の原因だけでなく、個々人の生活習慣が関わっている事が多いと言われています。

食生活の見直し・規則正しい生活・十分な睡眠・洗顔やシャンプー時の注意、不足ビタミンの補てんに努めるなど、いつもの生活で注意する事、改善する事は少なくありません。

こうして改めて整理してみると。。。

HIV感染者が注意すべきことと、脂漏性皮膚炎で注意すべきことって、よく似ていると気づきます。

これは、どちらも免疫力が低下している状態という共通点、さらには「皮膚疾患」は免疫力と関係が強いことによると思います。

脂漏性皮膚炎対策がそのまま、HIV感染者が日々気をつけるべきポイントにもなるので、参考にすべき点が多いと思っています。

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