パズドラ中毒からの脱却に関する一考察~その4(総括)~

さて、「パズドラ中毒=ゲーム依存症」について、簡単にまとめてみましたが、どう感じられたでしょう?

そんなの自分には関係ないし^^;

って、思われた方も多いかもしれません。

でも実は、これって、ゲームだけの話じゃ無いって気付かれたでしょうか?

世の中には「○○依存症」という言葉が氾濫しています。

ちなみにウィキペディアによると「依存症」というのは。。。

精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求である渇望が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的、身体的症状を生じる精神的、身体的、行動的な状態のこと。

なんだそうです。

渇望が生じている状態を「依存が形成された」と言う。依存は、物質への依存(過食症、ニコチン依存症やアルコール依存症といった薬物依存症)、過程への依存(ギャンブル依存症、インターネット依存症、借金依存症)、人間関係や関係への依存(共依存、恋愛依存症、依存性パーソナリティ障害など)があり、重大な精神疾患にいたるケースもある。

ということだそうで、人間の心理的な弱さ(脆さ)と言い替えることもできそうです。

ウィキペディアの中でも非常に興味深い項目なので、もう少し引用しておくと。。。

依存症患者は、病的な心理的防衛機制である「否認」を多用するため、しばしば依存症は『否認の病』とも言われる(否認言動は診断に必須ではない)。また、家族や恋人などが依存症患者に共依存している場合、共依存している者も否認を行う。否認は、その対象によって以下のように分けられる場合がある。

第一の否認~「自分は大丈夫!」

「少し多めに買い物をしても、返せないほどの借金があるわけではない」「タバコ吸っていても、自分は今まで癌になっていない」「マリファナは害が少ないから、やっても大丈夫」など、依存による有害性を過小評価・歪曲して、自らの問題性を否認する。
「最近はパチンコに行く回数が減ったから大丈夫」などと、周囲の者が「第一の否認」をすることもある。

第二の否認~「やめさえすれば大丈夫!」

依存によって依存対象以外にも生じてしまった問題を否認することが、第二の否認と呼ばれる。周囲との人間関係やコミュニケーション、経済問題やその人の内面などに問題があることを否認する。「酒さえやめれば、元通りいくらでも働ける」「クスリをやめさえすれば、俺も家族も問題はない」など。
また「パチンコさえしなければ、申し分なくいい人なのに」と周囲者が「第二の否認」をすることもある。
否認は病的防衛機制として、病気利得を得るために(つまり、依存を続ける言い訳として)なされる。
たとえば、
「世の中、面白くないことばかりだ」>>(世の中のせいで依存し続ける)
「私はかわいそうな人なの」>>(だから依存し続けても仕方ないの)
「人間は誰だって死ぬんだ」>>(だから依存し続けても同じだ)
「使っていれば落ち着くんだ」>>(だから依存し続けるメリットがある)
「法律に違反しているわけではない」>>(だから依存し続けてもよい)

ちょっと理屈っぽい文章なので、読む気が起こらないかもしれないけど。。。

こんな言い訳ばかりする人って、身近にもたくさんいますよね^^;

繰り返しになりますが、依存症と言っても、ごく軽い症状から深刻な症状までレベルがあります。

まずは、「自覚」して、状況が好転するように「努力」「見直し」することで自分なりに改善してみて。。。

それでもうまくいかないようなら、周囲の人や専門機関の協力を得ながら、地道に修正していく根気強さが必要になります。

そう言えば、これとよく似た「困った状況」に遭遇したことがありました。

それは、以前、相談窓口のような仕事をしていた際に、とあるお年寄りのおばあちゃんに相談された時の出来事です。

よく話を聞いてみると、明らかに最近流行の「振り込め詐欺」の話だと分かったので。。。

そのおばあちゃんに「振り込め詐欺の可能性が高いですから、気をつけて下さいね!」とアドバイスしたら。。。

「そんなわけがあるはずない!何を馬鹿なことを言うのか!」

と、逆に叱られた事がありました^^;

よく詐欺に遭いやすい人の特徴は、「自分は詐欺にあわないから大丈夫!」って思い込んでいる人だと言われることがありますが、その通りだなと感じました。

依存症も同様で、まさか自分が。。。って思っている人ほど、ハマりやすいのかもしれません。

誰だって、詐欺にあいたいとか、依存症になりたいとか、思っているわけがないですよね!

それでも陥ってしまうのは、人間の「心の弱さ」なのかもしれません。

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