トラネキサム酸錠250mg「YD」

耳鼻咽喉科

やっと昨日まで処方されていた3つのお薬を飲み終えたので、飲まなきゃいけないお薬が「あと3つ(半分)」に減って、少しホッとしています。1日3回毎食後のお薬は、かなり辛いですね。。。

このお薬は、後発品(ジェネリック医薬品)で、先発品は「トランサミン錠250mg(第一三共)」になります。

主成分としては「トラネキサム酸」が含まれています。

効能効果としては

  • 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(白血病、再生不良性貧血、紫斑病など及び手術中・術後の異常出血)
  • 局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血(肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)
  • 湿疹およびその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・そう痒などの症状
  • 扁桃炎、咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状
  • 口内炎における口内痛および口内粘膜アフター

ということですが、ちょっと専門用語が難しいですね^^;

簡単にまとめると、“プラスミン”という血液を溶かす物質の働きを抑えることで「出血を止める」お薬です。そのため「抗プラスミン薬」とも言われるそうです。

また、アレルギー症状や炎症(腫れ)も緩和されるため、湿疹やじん麻疹、ノドの赤みや腫れ、口内炎などにも処方されています。皮膚科ではシミの治療にも応用されます。

用法用量としては、通常成人1日3~8錠を3~4回に分けて経口投与(年齢、症状により適宜増減)されます。

安全性の高いお薬で、副作用はほとんどありませんが、食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、眠気、そう痒感、発疹などが報告されています。

また、血液が溶けにくくなるお薬なので、心筋梗塞、脳血栓、血栓性静脈炎、術後で寝た状態にある人、圧迫止血の処置を受けている人、腎不全のある人などは要注意です。

異常が認められた場合には投与を中止し、すみやかに担当医や薬剤師に相談するようにして下さい。

totaneki

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