今回は、自分も苦手分野ですが。。。最近マスコミでも騒動となっていた「ドラッグ(薬物)」について、少し考えてみたいと思います。
ネットで調べてみると、HIV感染の原因の一つとして「ドラッグ(薬物)」と書かれていることが多いのですが、その理由としては「注射器の回し打ち」とだけ表記され、あまり日本では一般的ではないので主要な感染原因ではないかのようにまとめられていることが多く、本ブログでも、正直、軽く流してきました。
ところが、以前まとめた「HIVの感染確率」を見ても、「注射針の共用では0.67%が感染確率」だとされています。アナルセックス(受け入れ側)の0.5%と比較しても決して低い数字とは言えません。
ただ、最近、ドラッグ(薬物)による感染には、直接的な原因(注射器の共用)以外に、間接的な原因(セックス)も絡んで、実は、軽視できない問題なのかもしれないなと思ったりします。
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最近、芸能ニュースを騒がせた話題の一つは、某俳優の不倫&覚醒剤セックス(いわゆる「シャブセク(キメセク)」)ですよね。少し前にも元プロ野球選手、さらに人気歌手など。。。
次から次へと違法薬物で逮捕される有名人が続いていますw
特に、アラフィフ(50歳前後)の私と同年代ぐらいの人が目立ちます。
一般的には、体力の衰えが気になる年代で、金銭的には余裕がある人が多いですよね。
自分の中では、ドラッグは「自己完結」する=単に気持ちよい浮遊感のようなものを楽しむ。。。言ってみれば自慰行為みたいなものなのかと想像していたけど。。。
どうやら、セックスをより楽しむ「快楽」のために使っている人が多いようですね!
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もちろん違法なドラッグを使用することは厳しく法律で取り締まられるほど、体への負担も大きな「毒」のようなものだと思いますが。。。
合法だからと言って、体に悪くないかと言うと、程度の重い軽いはあるにせよ、健康への影響は違法なものも合法なものも大差ないのかもしれません。
また、今は「合法」であっても、後で「違法」とされるものも目立ちますよね。
数年前、とある「合法ドラッグ」が人気があって、特に男性同性愛者の間で流行っていたんだそうです。
私自身は、その当時のことは全く知りませんが、いまだに、その名残のドラッグを持ち歩いている人もいるようですね。
性的な探究心が旺盛な人だと、そういった「ドラッグの力」を借りたくなるのかもしれないけど、一時の快楽が一生の後悔につながる恐れも強いので、決して使って欲しくないなと思います。
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ドラッグを使ったセックスで怖いのは、ドラッグそのものの「毒」だけでなく、ドラッグを使うことで、セーフティセックスしなくちゃいけないという「理性」までかき消されて、ついついリスキーなセックスになりがちな点です。
そこには、男女間では「妊娠のリスク」を伴うし、あわせて「性病のリスク」も高まってしまいます。
たぶん、ドラッグを楽しんでいる人は、そんなに罪悪感があるわけでもなく、ちょっとした好奇心から、手を出してしまったということだと思うのですが。。。
ドラッグをたった一回使っただけで、その依存性が強すぎるゆえ、その誘惑から抜け出せないことも多いようなので、最初からまったく使わないという強い気持ちが重要なんでしょうね。
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