このところテレビのニュース番組を、あまり見ていないけど、「新型(コロナウイルス)肺炎」に関するニュースが連日報道され、加熱しているようですねw
少し前には「SARS(重症急性呼吸器症候群)」騒動(2002年末)、さらに「エボラ出血熱」騒動(2013年末)なども記憶に新しいところです。
どうやら今回の「新型(コロナウイルス)肺炎」では、キーワードとして「武漢(ウーハン)」という単語が一人歩きしているようですね^^;
武漢(ウーハン)というのは、中国の中央部(湖北省)に位置する、中国を代表する大都市(人口1000万人以上)の一つで、日本人のファンも多い「三国志」の舞台として有名な「赤壁(映画「レッドクリフ」でもメインテーマになった場所)」からも近いことから、観光を目的として訪れることもあるようですね。
以前から思っていることですが、いい加減、中国の人名や地名を「日本語読み」する慣習は見直した方がいいと思うんです(日中の取り決めで、逆に中国では日本の人名や地名を中国読みしているらしいw)けど^^;;
話がそれてしまいましたが、これまでの報道を見聞きしていると、「武漢」と関わることで、この病気が感染拡大する(ので、武漢を封鎖すればいいのでは?)という論調のように感じます。
「単純過ぎじゃないですか?」
素人的には、そう思うし、これまでのヒステリックかつ扇動的な報道を見聞きすると、正直。。。
「またか」
と思います。
1981年以降の「AIDS」騒動の時もそうでした。
当初は、男性同性愛者や麻薬の常習者に限定の病気(だから安心)だと、繰り返し報道されていましたが。。。
んなわけないですよねw
ただ、マスコミでそのように報道されると、それが真実に違いないと「感化」されてしまって、それ以外の事象に考えが及ばなくなる傾向が強いように思います。
もっと以前の歴史を見れば、今や「身近な病気」である「インフルエンザ」なども、恐怖の病気だったこともあったわけで。。。
そんなにヒステリックになる必要はないように思います。
そもそも感染したら「即、死に至る」わけでもないですよねww
そんなことを言い出したら、「普通の風邪で死んでしまう」人だって、いるわけで。。。(以下略)
とまあ、正直なところ、この過熱報道の行方を(半ばあきれ気味に)注目しています。
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そんな中で、一部の報道で「HIV治療薬」というキーワードが気になりました。
どうやら「新型(コロナウイルス)肺炎」の原因となっているRNAウイルスと同様に、RNAウイルスであるHIVの治療薬が、実験段階で「効果がある(のではないか)」と期待されているし、実際、現場でも処方されているというものでした。
具体的には、HIV治療薬の一つカレトラ配合錠「ロピナビル/リトナビル」のほか、「アルファ・インターフェロン」等が有効ではないかと、現時点では考えられているんだそうです。
何か、未知の病気の原因が発見された場合、最も「早い対応」としては、既存薬の転用を検討するのが正攻法のようで、今回は、そんな中で、HIV治療薬にも期待されています。
HIV治療薬が、HIV感染症だけでなくて、類似病気の治療にも期待されているということは、見聞きしていましたが、具体的にそういった報道がされることは、とても歓迎すべきことだと思います。
医薬品の中でも、最も急速に進化している薬の一つだと言われる「HIV治療薬」ですが、HIV感染者だけでなく、多くの人を救うことになることが、さらに進化することにつながるのではないかと思うからです。
また、最近、報道の中で「HIV」というキーワードを見聞きすることが少なくなっていると感じるので、そういったことで少しでも関心を持ってもらえるキッカケとなることも(HIV感染者の一人として)期待したいところです。
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