これまで、自分がHIVに感染しているということを(間接的な内容を含めて)話したのは。。。
2~3人といったところなのですが。。。
それも見知らぬ人(二度と連絡できないだろうし連絡したいとも思わない人)だったりしますw
以前、本ブログでも触れていましたが、あえてどの記事かも紹介しないでおきますww
その見知らぬ人へ告知したことで、感じたことと言えば。。。
「世間の風当たり」
ぐらいでしたし^^;
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HIVの治療(服薬)において、周囲の人への告知は必須では無いのですが。。。
(入院を伴う)エイズの治療となると、そうも言ってられないのかもしれないと。。。覚悟はしていたりします。
ただ、多大なショックを受けることは容易に想像できるところなので、できればその機会は遅い方がいいと個人的には思っています。
拠点病院の担当医としては、告知しておいて欲しいといった直接的な話はされないけど、暗にそういう話になることはあるのですが。。。
今のところ。。。それと気付いていないように振る舞っています^^;;
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先日、ご紹介した大阪医療センターのサイトでも、周囲の人への告知について、まとめている部分がありますが。。。
文章にするとその通りだとは思うけど。。。
実際に、どうなのかというと。。。
その言葉通りとは言えないような気がしています。
「誰に」話するか。。。ということですが。。。
これは非常に難しいところです。
どれくらいの深いつきあいなのかにもよると思うし。。。その人のHIV(エイズ)への偏見度合いにもよると思うんですよね。
自分自身も含めて、HIV(エイズ)に関しては、偏見(誤った知識を含む)を大なり小なり持っていると思うし。。。
その度合いは、少々話したぐらいでは推し量れないものだと感じます。
その偏見を、自分とのつきあいの中で説得できる関係ならば、告知してもいいと思うけど。。。
それができない程度の関係であれば、話をするべきではないと思います。
例えば、面と向かって理解してくれているような話をしているのに、影でウワサ話をされたりしたら。。。
その事実を知ったとたんに、告知した側の自分自身が後悔の念にとらわれそうですw
ある意味で「絶妙な関係」が求められるのかもしれません。
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実は、先日、東京に行った際に、連絡の途絶えていた知人を探して。。。
なんとか見つけたので、タイミングをみて告知してみました。
顔と名前の一致する人に告知したのは、その知人が初めてでしたが。。。
ちょっと驚いたようでしたけど。。。「そうなんだ」という感じでした。
何かを期待して告知したわけでは無いけど。。。
話をしたことで、少し気分的にラクに感じたように思います。
誰でもいいから。。。とは言い難いけど、他の人に話をすることは重要だと再認識させられました。
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HIVに感染したから。。。というわけでも無いけど。。。
HIVに感染すると、それまでの自分の「周囲とのつきあい方」が問われるのかもしれませんね。
告知をしてもいい関係を築いてきたのか。。。
もしそうでないと思うのであれば、今後のつきあい方を再考すべきなのかもしれません。
そのタイミングが遅すぎるということは無いと思うので、今一度、考えてみるといいかもしれませんよ。
貴方がHIVに感染していると仮定して。。。
(医療関係者以外の)誰にそのことを相談(告知)出来ますか?
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