今回は、飲料ではないけれどカフェインが含まれていることが知られている「チョコレート」の含有量を整理してみたいと思います。
ただ主なチョコレート販売会社(ロッテや明治製菓など)では、製品にも表示されていないし、ホームページでもほとんど公開されていません^^;
このあたり、企業任せにするんじゃなくて、国として指導すべきなんじゃないでしょうか?
「言われなきゃやらない」企業体質みたいですからw
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さて、気を取り直して、ネットを検索してみると、いくつかのヒントが転がっています。
まず、グーグルさん(United States Department of Agriculture Agricultural Research Service調べ、容量100g当り)によると。。。
ダークチョコレート(カカオ45~59%):43mg
ミルクチョコレート:20mg
m&m’sピーナツチョコレート(1袋40g):10mg
スニッカーズ(1本53g):8mg
ホワイトチョコレート:0mg
となっています。また、明治製菓のQ&Aによると。。。
レギュラーコーヒー(150ml):90mg
明治ミルクチョコレート(1枚50g):約15mg
明治チョコレート効果(1包装5g):約6mg
とされていますから、容量100g当りに計算し直すと。。。
明治ミルクチョコレート(1枚50g):約30mg
明治チョコレート効果(1包装5g):約120mg
となります。「チョコレート効果」というのは、高カカオ(72~95%)をウリにしている人気商品になります。ちなみに「ミルクチョコレート」のカカオは35~40%のようですね。
さらに、国民生活センター調べ【2008年、カカオ分70%以上の高カカオチョコレート12銘柄(1パッケージ当たり45g~117g)及び普通のチョコレート3銘柄(同65g~70g)対象】では。。。
カフェインが68~120mg(100g当り)含まれていたそうです。こうして整理してみると、カカオ分の含有率が高いほど、カフェインの含有量が多くなる傾向があるようですね。
ただし、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血圧低下やコレステロール改善といった効果も認められるそうです。
普通のチョコレートだけで、その効果を実感するためには、それだけ量を多く食べることが必要で、その分カロリーが高くなりすぎるといった弊害があって実用的ではありませんでした。
最近、高カカオチョコレートが人気なのは、少量(25g=5包装程度)でも効果が高い(特に高血圧の人ほど効果が高い)からなんだそうです。
チョコレートは、他の健康食品同様に、ほどほどに食べる(=食べ過ぎない)ことが重要だとまとめられそうですね^^
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