先日、とある(病気や健康をテーマとした)番組を眺めていたら、某タレントさんが。。。
「よく無病息災って言われるけど、健康のため(=長寿)には一病息災の方が、かえって自分の健康に注意を払うのでいいようにも感じます。」
といった主旨の発言をされていました。
なかなかイイコトを言うもんだなあ、と何気なく心にメモをしていたのですが、ふとネットで検索すると。。。
そもそも、そんな言葉があったんですね^^;
一病息災とは「病気もなく健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きするということ。▽「息災」は健康であること、身にさわりのないこと。by goo」「一つぐらい持病があったほうが、かえって健康に気をつけて、長生きできるということ。by GOOGLE」というような意味合いなんだそうです。
まあ、それ(持病)が「HIV感染」でも同様と言えるか、正直なところ微妙だけど、自分の健康に気をつけるようになるという意味では、そうなのかなあ…と、思ったりもします。
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さて、最近、私のブログをご覧になった方から、ご質問をいただいたので、ちょっとここで補足しておこうかなと思います。
それは、私が毎回まとめている「診療代(自己負担額)累計」についてです。現在のところ「21万5540円」となっているのですが、その金額がどうしてそんな数字になるのか、よく分からない(多いように感じる)というものでした。
以下、その回答(一部改)です。
まずは、日本の医療制度については、自治体によって違いがあるのですが、こちらのサイト(↓)などが分かりやすいと思います。
通常(症状が重く、入院などしていれば状況は変わるかもしれません。)は、このサイトでもまとめられている「自立支援医療(更生医療)」という制度を活用していますし、私自身もそうです。
収入によって、月額負担限度は上下しますが、だいたい月5000~1万円の人が多いと思います。
また、通院については、通常は薬の処方や、状況を血液検査で判断するため、最長でも3ヶ月に1回とされると思います。
とすると、毎年「(5000~1万円)×4回=2万~4万円」のお金がかかりますし、当然、治療の年数が多くなれば、さらに治療費は重なります。
また、この「自立支援医療(更生医療)」では、HIVに関係しない医療費は、通常通り支払わなければならないので、例えば、HIVが関係すると(自分では)感じている皮膚科や耳鼻咽喉科などで診てもらっても、HIVとの関連性が、担当した医者によって認められなければ、通常通り支払わないとダメですし、歯科もHIVとは関係ないので通常通り支払うことになります。
もちろん月額負担限度以下の医療費は、通常通りの支払いとなります。
HIVに感染していない人には、こんなお金を払うことになるのであればもったいないので、普段から気をつけて!という意味合いも込めて、あえて私のブログではそういった金額も加算して「累計額」として公開しています。
一見すると、かなりの金額になりますが、本来であればHIVの薬だけで、毎月20万以上かかるものなので、それを思うと、日本の医療費はかなり優遇されていると感じています。
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