※最初にお断りしておくと、今回の内容は自分自身のことではありません。
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さて、有給休暇とシフトの休みを活用して、6月後半は、田舎と大阪、東京に行ってきました^^
田舎では、法事もあったのですが。。。
それよりも、親の体調が急激に悪化してしまい、その対応でバタバタと過ごすことになってしまいました。
ここ数年、最も恐れられている病気のせいで、病院通いを続けていたのですが、この数週間で、状態が急変し、それまでは自分で車を運転していたのに。。。
車どころか、やっと歩けるような状態になってしまい、外出することが「趣味」だったのに、家から出ることを嫌うまでになってしまいました。
歩くことが大変ということもあるけど、どうやら、「そんな自分の情けない姿を人前に晒す」ということに、めちゃくちゃ抵抗感があるようでした。
そのくせ、家の中では、口だけは達者なので、家族としては閉口させられますw
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自分で自分のことができている間は、何も問題が無いけど。。。
歩くことが難しくなってきて、車椅子を利用せざるを得ない状態になってしまうと、嫌でも他の人の世話になることになるので、「現実」を突きつけられるような思いがしました。
先日、ニュースで「老老介護」の問題(高齢者が高齢の配偶者を世話すること)が声高に言われていたけど。。。
独居老人の問題は、より切実かもしれません。
家族だけの問題では済まないくらい大変だと思うんですよね。
もちろん国や地方自治体でも、対応する施策を実施しているけど、高齢者の場合、その情報を入手しづらい上に、耳にしても実際にどうすればいいのかということを理解することが難しいからです。
また、日本人的な感覚だと、人の世話になることが「申し訳ない」という気持ちが強いことも、日本独特の問題なのかもしれません。
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高齢化に伴う諸問題が深刻化しているということは、もちろん耳にしたことがあると思うし、大変になるんだろうなということは分かっていたと思うけど。。。
どこか「他人事」だったんだろうなと思います。
実際、自分の親がそういった状態になると、次々と課題を突きつけられるような気がしていますから。
さらに、日に日に状態が「悪化」していくことも無視できません。
自分が帰省した頃には、とりあえず歩けていたのに、約1週間後に帰る頃には、歩くことも大変になっていたので。。。
正直、「死」のカウントダウンが早まっているような気がしています。
もちろん「病気」が判明した時点で、ある程度の覚悟はしていたのですが。
自分の親の死に際を見ていると。。。
どうしても、自分はどうなんだろうと、思ったりします。
未来には明るいだけのイメージを持つことも大切だと思うけど。。。
ふと、リアルな「予想」をシミュレーションしてみることも重要なのかもしれないなと思ったりした、今回の帰省でした。
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