今年(2015年)の11月30日・12月1日に、東京(会場は東京ドームホテル)において「第29回日本エイズ学会学術集会・総会」というイベントが開催される予定です。
なお前日の11月29日にも、公開シンポジウムが開催されるとのことですが、こちらは全て「英語」なんだそうです。
これらのイベントは、日本でのエイズ・HIV研究及び治療の最先端に位置づけられるACC(国立研究開発法人国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター)をはじめとする日本中の研究者や関係者が集うイベントのようですね。
今年のテーマは、「予防、予防、予防、そして予防」で。。。
- ワクチンなど免疫を駆使しての予防のための基礎研究(基礎)
- 早期発見・早期治療でのエイズ発症予防(臨床)
- 予防啓蒙活動(社会)
- 感染拡大の予防(公衆衛生)
今回は、これら4つの予防を軸に、研究成果を議論されるようです。
引用元:第29回日本エイズ学会学術集会・総会 会長挨拶
個人的には、もう一つ「公的制度」を加えてほしいところですが。。。
専門家の方が、どのように考えているのか、非常に興味深いところです。
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なお、このイベントには、約10年前からHIV陽性者も参加しやすいように、スカラシップ(学会参加費等補助)という制度が設けられています。
応募は、HIV陽性者に限定されていて、決められた応募書類を10月30日(必着)までに提出する必要があります。
昨年は、応募総数66名のうち、受給決定者は34名だったようなので、競争率約2倍(確率約1/2)という応募状況だったそうですから、そんなに簡単ではないかもしれませんが、私も、今回は応募してみようかなと思っているところです(休みを取れるかどうかという難題もありますがw)。
そう言えば、私が某SNSを通じて知り合った、とあるイケメンの友人(のちにHIV感染が判明)も、エイズ学会に参加するんだという日記を書いていたことがあったので、この制度を活用したのかなと思ったりします。
ちなみに、このイベントに参加するためには参加費として1万円が必要になるそうなので、東京に住んでいる方もこの制度に応募された方がいいと思いますよ^^
スカラシップ制度の詳細は、以下のサイトをご覧下さい。
◆一般社団法人HIV陽性者支援協会(※2021/02/11現在リンク切れになっているようです。)
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