伝染性軟属腫~ポツっとしたものの正体~

先日の拠点病院の皮膚科で診てもらったのは、もう一つあって。。。

ついでに。。。と思って、診てもらったのは、本ブログで「ポツっとしたもの」「ポツポツっとしたもの」といった表現をしてきたお肌のトラブルです。

それは、お医者さんによると「ミズイボ(伝染性軟属腫)」だと言われました。

症状としては、2mm前後の小さな水ぶくれのような(そう言われると)イボっぽいものが出来ます。

ブログを振り返ってみると。。。

昨年の8月頃から気になっていたようなので、もうかれこれ1年近くでしょうか。

特に、かゆさもないし、適当に持っていたステロイド剤を塗って、「そのうち治るだろう」くらいに思っていたのですが。。。

お医者さんによると、ステロイド剤は塗らない方がいいということでした^^;

それよりも「保湿」に注意した方がいいとアドバイスされました。

ネットで調べてみると。。。「乾燥肌の人に多く見られ、白色ワセリンなどの保湿剤だけでも治癒することがある(入浴後は保湿剤でスキンケアをすることが治療には効果的)」とも言われているようです。

あらためて、水いぼ(伝染性軟属腫)について、ウィキペディアから整理しておくと。。。

  • 基本的に良性疾患のウイルス感染症の一種。
  • 基本的には小児の疾患であるが、成人でも免疫力の低下の基礎疾患を有する場合や高齢者は発症することがある。ただし、希に免疫力の低下の基礎疾患を有していない場合でも発症することがある。
  • 潜伏期間は症例によって様々で、肉感的な色調で皮膚に平たく円形の丘疹が出来る。治療しないと半年から2年持続するが、自然に治ることもある。
  • 通常は2mmから5mm程度。なお、大人では免疫力の低下の基礎疾患を有する患者などで日和見感染として発症し悪化しやすく、直径10-15mmにまでなることもある。
  • 発症部位は手掌および足底を除く全身で、どこにでも発生する可能性がある。小児での好発部位は顔面、体幹、四肢。成人では陰部、陰茎、女性の外陰部。
  • 皮膚の接触による感染で、皮膚の接触に限らず、ビート板を介してうつることもある。成人では性行為感染症の場合もある。
  • といった感じです。ポイントとなるキーワードを太字にしてみましたが。。。

    「ウイルス感染」が原因で、ほぼ全身*に発症する可能性があり、成人では免疫力の低下の基礎疾患を有する場合や高齢者が罹ることが多く、性感染症の場合もある。

    とまとめられそうです。

    *どうやらこのウイルスは「毛」に取り付くようで、そのため手のひらや足の裏には出来づらいようですね。

    治療法については、専門家の間でも意見が分かれるところなんだそうで。。。

    そのまま放置してもいいと考えているお医者さんも少なくないんだそうですが。。。少なくとも、(私のように)自己判断で適当な薬を塗るのは止めましょう^^;

    数が多くなる(目安として5個以上)と、治療も大変になるので、早めにお医者さんに相談された方がいいかもしれません。

    自分の場合は、「液体窒素療法(冷凍凝固療法)」で、合計9カ所ほど治療されたのですが。。。

    痛いと言うよりも。。。「かゆい」ですww

    ちょうど虫に刺されたように腫れて。。。「痛がゆい」のが気になります。

    でもまあ、治るまでは我慢するしか無いですね。。。ふぅ。

    ちなみに、この治療法の場合は、何度か通院する必要があります。

    なお、皮膚に関するトラブルについての情報をまとめている「皮膚科Q&A(日本皮膚科学会)」というサイトが参考になると思うので、ご参照下さい。

    ミズイボの治療はどうするのですか?(皮膚科Q&A)

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