居住地でみた新規HIV感染者数(2015年第1四半期まで)

HIV感染者やAIDS患者数については、いろんなところで分析されているので、本ブログでは、あえて居住地に注目して新規HIV感染者の動向を見てみたいと思います。

◆新規HIV感染者数(都道府県居住地別)

<平成27年(2015年)第1四半期>

1.東京〔63〕
2.大阪〔34〕
3.神奈川〔14〕
4.愛知〔14〕
5.千葉、静岡〔8〕
7.兵庫〔7〕
8.福岡〔6〕
9.岐阜〔5〕
10.沖縄〔4〕
11.北海道、埼玉、滋賀、岡山〔3〕
15.宮城、茨城、栃木、新潟、三重、京都〔2〕
21.群馬、富山、奈良、和歌山、島根、広島、山口、徳島、香川、高知、熊本、宮崎〔1〕

<平成26年(2014年)第2四半期~平成27年(2015年)第1四半期まで>

1.東京〔269〕
2.大阪〔136〕
3.神奈川〔75〕
4.愛知〔57〕
5.千葉〔40〕
6.福岡〔38〕
7.埼玉〔35〕
8.兵庫〔25〕
9.静岡、沖縄〔18〕
11.北海道〔16〕
12.岐阜〔15〕
13.三重、京都、岡山、広島〔13〕
17.群馬〔10〕
18.宮崎〔9〕
19.茨城、石川〔8〕
21.宮城、栃木〔7〕
23.奈良、佐賀〔6〕
25.長野、滋賀、高知、熊本〔5〕
29.富山、徳島、長崎、大分、鹿児島〔4〕
34.新潟、和歌山、愛媛〔3〕
37.青森、山形、福島、福井、島根、山口、香川〔2〕
44.岩手、山梨〔1〕
46.秋田、鳥取〔0〕

なお、日本全体の報告地別(居住地別)の感染者数は。。。

2015年第1四半期>>221(199)
2014年第4四半期>>265(220)
2014年第3四半期>>291(252)
2014年第2四半期>>276(249)
2014年第1四半期>>243(215)

2014年第2四半期~2015年第1四半期>>1053(920)
2014年合計>>1075(936)

となっており、引き続きコンスタントに感染者が出ている「高止まり傾向」が続いているようです。

傾向としては、東京、大阪、名古屋(愛知)の三大都市圏及びその周辺の他、福岡、沖縄が若干目立つでしょうか。

参考までに、過去一年間の新規HIV感染者数(居住地別)を2015年5月1日現在の推計人口10万人当たりで比較すると。。。

上位トップ10は。。。

1.東京>>1.998
2.大阪>>1.537
3.沖縄>>1.263
4.神奈川>>0.823
5.宮崎>>0.812
6.愛知>>0.765
7.福岡>>0.746
8.岐阜>>0.736
9.佐賀>>0.722
10.三重>>0.717

となっており、東京や大阪は、人口が多いだけでなく、人口当たりの密度も高いことが分かります。九州地方や沖縄も目立ちますね。

逆に下位のトップ10は。。。

38.香川>>0.205
39.山形>>0.178
40.青森>>0.152
41.山口>>0.143
42.新潟>>0.130
43.山梨>>0.120
44.福島>>0.104
45.岩手>>0.078
46.秋田>>0.000
46.鳥取>>0.000

となっており、東北地方や山陰地方など、日本海側の県が目立ちますね。

ただし、最近は、HIVへの意識の低下から、HIV検査を受診する数が減ってきていると指摘されることもあるので、この数字だけを持って判断するのもアバウト過ぎるかもしれません。

ほとんどの都道府県が「0.000」になることを期待したいところです。

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