とある医者に思うこと~HIV検査その1~

HIV検査についてまとめようかと思ったけど。。。

以前に、「HIV検査のスゝメ~1年以上未検査の方やHIV感染が心配な方へ~」でまとめてあって、これ以上の内容を書く自信も無いので、もし読んでいない方は、ご一読いただければと思います。

視点を変えて、何をテーマに記事にしようかなとネットを探していると、嫌な意味で気になる話題をいくつか見つけたので、今回から3回に分けてまとめておこうかと思います。

テーマは3つ、「医者」「病院」「妊婦」です。※最後の妊婦は「嫌な意味」では無いですが。

今回は、「医者」についてです。

全文掲載して、全文添削しようかとも思ったけど、そもそもこの方の思考についていけないし、面倒なのでリンクしておきますので、興味がある方はアクセスして読んでみて下さい。ただし、本ブログのトップページへのリンクは「反面教師すぎる」のでリンクしません。

◆HIV検査は誰もが受けるべき検査か【高山義浩(たかやま・よしひろ)】2010.10.27付

読み飛ばした方のために、要約すると。。。

この方。。。HIV検査について、常々。。。

「そもそも、感染症ってのはどれくらい流行が拡がっていれば、『みんな検査を受けましょう!』というキャンペーンが効果的になるのでしょうか?」

という疑問があったそうで、それに対して、2005年2月にアメリカの雑誌に掲載された。。。

HIV検査を医療機関で実施するにあたり、早期発見による医療費の削減、感染拡大の防止、生活の質の向上、検査にかかる費用などを数値化し、(いろいろ条件はあるものの)対象となる地域のHIV感染率が0.1%以上であれば、つまり千人に1人の感染症であるならば『みんなが検査を受けるべきだ』

と導き出している研究結果に感化されたんだそうですw

それから判断すれば。。。

国連エイズ計画(UNAIDS)でHIV感染率が0.6%と推定されていたアメリカでは、疾病予防管理センター(CDC)が、2006年9月にHIV検査のガイドラインを改訂し、この論文を引用しながら「医療機関を受診する13歳から64歳までの者は、ルーチンでHIV検査を受けるべきだ」

と発表したのは、もっともなことだけど。。。

一方、日本におけるHIV感染の報告数は、2009年末までに累積で16,903件(エイズ発症を含む)となっています(エイズ発生動向年報)。このうち、どれだけ死亡されているかは報告がありませんから、現時点でHIVに感染しながら生活されている方の人数は分かりません。まあ、全員が生存されていると仮定しても0.013%ですね。未発見の感染者もおられるでしょうが、いくらなんでも0.1%には届かないでしょう。つまり、日本では数千人に1人の感染症であろうと想定されます。

と持論を展開されて。。。

よって、私の疑問に対する答えは、「アメリカでは、みんなに医療機関で検査を受けてもらうべきだが、日本では、検査を受ける対象を絞り込まないとムダが多い」というものになります。まあ、この0.1%という数値を導き出した研究モデルは、アメリカの医療制度を前提に作られていますから、そのまま日本には当てはめられないと思います。しかし、ひとつの参考指標にはできるでしょうね。

と、なんとも軽い言葉でまとめられていますww

要するに、「HIV検査は誰もが受けるべき検査」ではないというのが、彼なりの結論です。

この文章が、彼の個人的なブログとか、プライベートなものとして公開されている内容だったら、まっい~か。。。と見過ごすところですが。。。

実は、「朝日新聞の医療サイト『apital』」というところ(あえてリンクしませんけどw)で公開されている文章なので、そういうわけにはいきません。

気になったので、筆者の経歴を見てみると。。。

1970年、福岡県生まれ。地域医療から国際保健、臨床から行政まで幅広いフィールドで活動。臨床では、国立病院九州医療センター、九州大学病院、JA長野厚生連佐久総合病院を経て、沖縄県立中部病院において感染症診療と院内感染対策に従事。また、在宅緩和ケアにも取り組んできた。行政では、2009年の新型インフルエンザ流行時に、厚生労働省においてパンデミック医療体制の構築に取り組んだほか、2014年からは2025年問題に対応する地域医療構想(ビジョン)の策定支援に従事している(現職)。

別のサイトによると。。。

・略歴(重複部分は省略)
東京大学医学部保健学科を卒業後、フリーライターとして、世界の貧困と紛争をテーマに43ヶ国にわたり取材を重ねた。2002年、医師免許取得(山口大学)。(2008年)現在は厚生労働省結核感染症課新型インフルエンザ対策推進室において、医療面の危機管理をテーマに体制構築と連携に奔走している。群馬大学医学部、山口大学医学部講師。
・学生時代をどのようにすごされましたか(一部省略)。
国内外の現場を歩くことに集中していた。とくに、4年次には半年間かけてユーラシア陸路横断。その経験はリアルタイムにMSNジャーナルおよび医学界新聞に連載され、翌年には出版された。

え?これで東大医学部卒業なの??と思ったけど。。。よく見てみると、医学部保健学科というのは、医学部医学科(いわゆる日本最難関の東大理科3類)とは違って「4年制」で、そのため医師免許は東大ではなく山口大で取得されたんでしょうね。

フリーライターをしていたぐらいだからサラサラと軽く文章を書ける文才をお持ちの「勉強が出来る方」なんでしょうけど。。。

ちょっとこの文章は、いかがなものかと思います。

ちなみに、彼が同サイトの中で発信している他の文章もちょっとだけ覗いてみたけど。。。アメリカ軍のレイプ被害対策として慰安所を設けろとか。。。問題発言が目白押しです^^;

正直、居酒屋で酔っ払いの親父が言っているレベルの内容だと思うし、それならそれでいいかなと思うけど。。。

厚生労働省の仕事までやっている「医師」としては、ちょっと「問題あり」ではないでしょうか?

もちろんその文章を垂れ流している「朝日新聞」も同じですよね。

それにしても最近、テレビも新聞も、マスコミのレベルが低いですねw

たぶん自分と同年代(アラフィフ)以下の方が従事しているんだと思うけど、もうちょっと自分の仕事にプライドを持って、気を引き締めてもらいたいものです。

ちなみに、彼が勤務している(らしい)沖縄県立中部病院というのは、HIV・エイズの「指定自立支援医療機関(免疫)」になっているようだけど、正直、彼には診て欲しいと思わないですねw

仮に自分が通っている病院だったら、担当医を変更してくれるように頼むか、病院自体を変えちゃうかもww

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