シミ対策と美白

録りだめているテレビ番組の中で、ちょっと気になるテーマ「しみ対策」を取り上げた某NHKのためしてガッテン(現在は番組が改組されてしまっていますw)を見てみました。

ただ、結論としては、少し期待していた内容とは違っていたような気がしました。

簡単に要約すると。。。

  • シミには、「赤いシミ」と「茶色いシミ」の2つに大別される。
  • 特に、「赤いシミ」は皮膚ガンにつながる可能性があるので、念のため皮膚科で診てもらった方がよい(初期であれば、「イミキモドクリーム」という薬で治療できる。ただし治療過程はグズグズで痛々しい状態になるそうですw)。
  • 「茶色いシミ」は、基本的にはそのままでも問題ないが、摩擦によって引き起こされることも多いので、原因となる「洗顔」「化粧」「クセ」「髪の毛」などで、こすらないように注意すると色がうすくなることも期待できる。

といったことだったかと思います。

もっと「茶色いシミ」を消す方法がないものか、ネットで検索してみたけど。。。

結論としては、そんなものはないようですw

ただし、いわゆる「美白」のための商品は、シミの予防や、商品によってはシミを消す効果が期待できるものもあるようですね。もちろん万人に効くものとは言い難いようですが。

そういった美白商品は、「成分」がポイントになるようなので、参考までに簡単に整理してみたいと思います。

<直接シミを消す効果を期待できる成分>

  • ビタミンC誘導体:ビタミンCの効能の一つである美白を浸透できるように、リン酸などと結合したもの。
  • ハイドロキノン:少し強力な漂白成分のため、あまり濃度が高い商品は推奨されません(アメリカでは2%以下に規制あり)。

<シミを予防する効果を期待できる成分>

  • アルブチン:ハイドロキノンを弱くしたような成分で、シミを消す効果は期待できませんが、安全性は高く人気があります。αアルブチンの方がβアルブチンよりも効果が高いとされています。
  • その他:エラグ酸、コウジ酸、トラネキサム酸、プラセンタエキス、リノール酸、ルシノール、カモミラET、4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)、t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)、マグノリグナン

以上、厚生労働省が認可した美白成分を整理してみました(ハイドロキノンを除く)。

化粧品会社が独自に開発した成分も多く、認可されていない成分の中にも有効なものもあるようですが、上記成分が目安(より安全性が高い)と考えて良さそうです。

実際に使う場合は、肌との相性もあるので、(試供品などで)テストしてから本格的に使うように心がけることも大切です。

また、「美白」と言うと、数年前に社会問題化したカネボウ化粧品(当時)による「美白化粧品」の問題が記憶に新しいところです。

その化粧品には、厚生労働省が認可していた「ロドデノール」という美白成分が含まれており、使った方の肌が「白班」という白くまだらもようになってしまう被害が拡がってしまいました。

正直、「美白と言えば美白になっているんじゃ?」と思ったりもしましたが、思ったような美白ではないので、歓迎すべき状態ではないですよね。

ただ、特に即効性だけを求めてしまうと、同様のトラブルが起こっても不思議ではないところなので、美白やシミ消しだけに期待してしまうことは、危険だと言えそうです(特に、ハイドロキノンの濃度に要注意)。

さらに、美白と言えば。。。

数年前に亡くなった「マイケル・ジャクソン」も有名ですよね!

もともと黒人の黒い肌であったマイケルの顔が、「真っ白」になってしまって、正直、怖かったのですが。。。

あそこまで白くしたのは「モノベンゾン」という漂白成分で、ハイドロキノンよりも強力な成分のため、美容目的での使用は禁止されている(医療行為のみ)そうです。

美白し過ぎると、紫外線がダイレクトに肌に突き刺さることになってしまい、皮膚ガンになりやすいため、紫外線対策を普通の人以上に神経質にしなくちゃいけなくなる弊害もあるので。。。

美白機能を求め過ぎるのも、イイコトだけではないですよね。

以上、シミ対策について整理してきましたが、その他にもレーザー治療といったことも選択肢の一つですが、お金もリスクも伴ってしまいます。

美白になりたい(シミを消したい)という気持ちは悪いことではないけど、即効性を求めすぎたりすると、リスクが大きくなってしまいます。

ある程度、年を取るとシミが出来てしまうのは当たり前のことです。

最近、実際の年齢よりも若く見える「美魔女」が、マスコミに取り上げられて人気化しているようですが。。。

とある番組のアンケートの中で、「年よりも若く見えすぎることに違和感を感じる」というご主人の意見も納得できるような気がしました。

「年相応」に年齢を重ねることは、決して恐ろしいことではなく、人として「重みを増している」ことにつながることも事実です。

特に、美白(シミ対策)については、シミ予防に重点を置いて、根気強く対策し続けることが大切なのかなと思ったりします。

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