市販飲料のカフェイン含有量その5~総括~

このところ集中して市販飲料のカフェイン含有量を整理してきましたが、今回は総括し(まとめ)ておきたいと思います。

まずは、今回調査した全商品(306)のカフェイン含有量上位は以下の通りです。

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当然と言えば当然ですが、容量が多い商品ほど上位になっています。

続いて、100ミリリットル(グラム)当りの含有量で整理し直すと、以下のようになります。

mato2

上位は、いわゆる滋養強壮飲料(栄養ドリンク)とコーヒーが位置づけられます。ちなみに、今回調査した中で最も100ミリリットル(グラム)当りの含有量が多かったのは「グロンサン内服液(ライオン)」でした。

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比較的商品の容量は少ないのですが、だからと言って複数本飲むことは、カフェインを多く摂取することにつながるので要注意です。

最後に、種類ごとに100ミリリットル(グラム)当りの含有量の平均をまとめると以下のようになります。

mato3

上位は、やはり栄養ドリンクとコーヒーが位置づけられますが。。。

コーヒーの中でも、エスプレッソのカフェイン含有量が多く、比較的カフェオレは少ないことが分かります。

全般としては、一般的に言われている量よりも、市販飲料の方が少ないものが目立つ中で、栄養ドリンクとコーヒーについては多くなっているのは、たぶん市場(購入者)のニーズなのかなと思いますが、もう少しカフェインの量を気にした方がいいように思います。

また、今回、大手の飲料メーカーを中心に見てきましたが、なかにはカフェインの量を公開していない企業も目立ちました。

「カフェインレス」だけは都合良くアピールしているのに、主力商品のカフェイン含有量を公開しない企業姿勢には甚だ疑問です。

たぶん企業側の言い分としては。。。

「そんなこと(カフェイン含有量)を表示するように定められた制度は存在していないから問題ない。」

ということなんだろうと想像しますが、最低でも、ホームページで公開すればいいだけのように思います。

もちろん政府(関係機関)の、「別にいいんじゃないの? 何か問題あった(誰か死んだ)っけ?」という無関心な姿勢も問題だと思いますけどね^^;

逆に、カフェインの量がゼロなのは、「麦茶」や「」「ジュース(果物や野菜)」等になります。

今一度、自分自身が飲んでいる飲料の量と種類を考えてみて、カフェインの量を気にしながら、場合によっては、カフェインゼロの飲料などをうまく取り入れて工夫した方がいいように思いました。

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